はまはまちゃんととの日記

自宅に居ながらにしてものが届く宅配。忙しい現代社会になって、ますます便利なサービスです。

宅配と聞いて多くの人が思い起こすのは，クロネコヤマトや佐川急便ではないでしょうか。ネットショッピングを楽しんだ後、品物が届くことを知らせるチャイムの音が心待ちじゃないですか？

ちなみにこの宅配便、民間の歴史はわずか３０年ほどしかないのです。この短い歴史の中で、スキーやゴルフの荷物の宅配や、生鮮食品の冷蔵、冷凍の配送、また便利な期日時間指定や、今では携帯電話から集荷依頼や所在確認もできるようになっています。

また、宅配便を届けにきてもらっても、忙しい現代人が荷物を受け取ることは決して多くないかもしれません。たとえ時間指定をしたとしても、その時間に荷物を受け取るためだけに、在宅していなくてはならないことは、贅沢な悩みとはいえ、なかなか辛いことです



そんな現代人ピッタリな宅配ボックス。年号が平成になってからメジャーになりましたが、実は１９８４年に登場しました。平成７年には郵政省により『宅配ボックス設置協力謝礼金制度』が設けられ、今では新築マンションはもとより、アパートにまで宅配ボックスが取り付けられるようになりました。

その宅配ボックスにも種類があり、コストの安くすむダイヤル錠などを使用した錠前式のものと、外部電気を利用した電子機器制御の宅配ボックスがあります。どちらも不在時でも荷物の受付ができ、荷物が何であっても人の眼を気にしないですみますね。

また、つい最近ではコンビニやファミレスでも宅配サービスを始めています。とはいえ、こちらから好きな荷物を指定場所へ運んでもらう、というサービスではないのですが。

例えば体調を崩して外出が困難な時、行き慣れたコンビニのお弁当や飲み物を家まで宅配してもらえたり、ファミレスのあたたかな出来立ての食事を運んでもらえるとしたら、とても嬉しいことです。また、ペットボトルなどの重たいものを運んでもらえたら、かなり楽なことです。



大手スーパージャスコでは、実店舗で午前中買い物をしたら、その日の午後に自宅まで宅配してくれるサービスを始めています。また、ライバルのイトーヨーカ堂でも、お店のプロの眼が選んだ食材をネットで注文し、宅配してもらえるサービスがあるそうです。

外出することなく、宅配業者によって買い物したものが運ばれるサービス…宅配ボックスもあったら、毎日時間を有効に使えそうな気がしませんか？

核家族化も進み、高齢化社会へ突入している現代、このような宅配サービスは今後とも大いに注目されるのではないでしょうか。

ですが、そのような需要が多くても、「重たい荷物は持ちますよ？」「お届けもの、こちらで預かっていましたよ」というような、利益など考えない隣近所の付き合いが少なくなっていく現実は寂しいものです。そこで、せめてご近所同士、挨拶という「言葉」の宅配くらいは自分でしてきたいと思いますよね。