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2009年05月03日

異常な帯下について

子宮がん(子宮けいがんと子宮たいがん)では、初期症状として、不正性器出血(ふせいせいきしゅっけつ)と帯下(たいげ)がみられます。
帯下とは、いわゆる「おりもの」です。女性性器から出る分泌物で、女性性器内の粘膜をうるおす働きがあります。つまり、帯下があるということ自体に何ら問題はないのですが、その色(通常、白あるいは淡い黄色でのり状かクリーム状。排卵時には、無色透明で粘り気があります)やにおいに異常がある(濃い黄色、褐色、あるいは血が混じって赤色やピンク、膿のようなものが混じっている。匂いがする)ときに問題となるのです。

特に、子宮たいがんでは、比較的早期からみられることから、早期発見の貴重な手がかりといえそうです。
子宮けいがんの場合、まずは不正性器出血があり、次に異常な帯下があります。濃性、血性、肉汁様などさまざまな帯下がみられます。がんが進行すると独特のにおい(腐敗臭)が強まることから、注意が必要です。

●異常な帯下とは?

帯下の量は、非常に個人差がありますし、「自覚」される量(帯下感)として、正常範囲内の少量でも非常に敏感に感じる(不快感)人もいれば、異常に増量しているのにあまり気にしない人もいます。また、排卵期や妊娠時、精神状態(性的興奮を覚えたときなど)によっても、その量は異なりますので、量ではなく、色やにおいで異常の目安にするのが適当かもしれません。
また、外陰部にかゆみや痛みがあるときも、病的なものである可能性があります。



Posted by はまはまちゃんと at 16:49

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