はまはまちゃんととの日記

夫婦生活のピリオドが離婚ですね。夫婦で過ごした時間の中身は人それぞれでしょうが、離婚に至るには一様に心の葛藤があったことでしょう。

愛に満ち溢れた結婚生活も、やがて色あせ、関係が悪化し、夫婦生活の継続が困難になったのであれば、離婚という決断もひとつの選択ですね。

離婚交渉がスムーズに運ぶに越したことはないのですが、よくあるのがお金や子供の問題がらみで、すっかりこじれてしまうケースです。

それでは、「離婚」にまつわる「お金」の問題を考えてみましょう。まず、誰でも思い浮かべるのが、慰謝料の問題ですね。



夫婦の一方による、浮気、暴力や暴言、家事放棄、などによって、もう一方が受けた心身の苦痛に対する代償が慰謝料ということになります。

慰謝料の金額は、離婚の原因の所在、婚姻あるいは別居期間、子供の有無、親権の所在、などによって違います。

続いて財産分与についてですが、財産分与とは、婚姻中に形成した財産は夫婦共有のものとみなし、離婚時に分配することです。

財産分与の金額は、共有財産の額によって違います。一般的には、婚姻期間が長いほど財産も多くなり、財産分与も高額化するようです。



財産分与に関しては、覚えておくべき点があります。それは、財産分与の請求権は、離婚時点から2年でなくなってしまうということです。

夫婦の間に未成年の子供がいる場合。これは夫婦単体の離婚よりも難航するケースが多く、その原因の多くは離婚後の親権に関係しています。親権者を決定せずには、離婚が成立しないからです。

離婚時には、子供の養育費も重要事項ですね。子供が成人するまでにかかるだろうと予測される費用に関して、金額や支払い方をきちんと取り決めておく必要があります。

両親の離婚というのは、ただでさえ子供には大きなダメージです。せめて、親権や養育費などについては、子供が将来的に少しでも安心して生活できるよう配慮してあげたいものです。