2009年08月18日
忙しい現代社会になって、ますます便利なサービスです
家に居たままで買い物したものが届くシステム、宅配。忙しい現代人にとって、かなり便利なサービスです。
宅配と言って思い起こすのは「クロネコヤマトの~♪」のCMでお馴染みのクロネコヤマトや、飛脚マークでお馴染み佐川急便。ネットショッピングをした後、家のチャイムの鳴る音が楽しみじゃないですか?
ちなみにこの民間宅配業者、登場してから約30年ほど。この短い歴史の中で、ただ単に運ぶことからスキーやゴルフの荷物を宅配したり、生鮮食品の冷蔵・冷凍の配送、またこちらの都合に合わせた期日時間指定、現在では携帯電話から集荷依頼や所在確認までできるようになりました。
しかし、宅配荷物を届けにきても、忙しい人が受け取るのは不在通知ばかりかもしれません。時間指定サービスを受けても、その数時間の間はずっと家で待っていなくてはいけない、ということはなかなか辛いものです。
そこで登場した宅配ボックス。今となっては新築マンション或はアパートでも、当たり前に設置されている宅配ボックスですが、登場は1984年。年号が平成に入ってから、かなり認知されてきたようでで、平成7年には郵政省により『宅配ボックス設置協力謝礼金制度』も設けられました。
宅配ボックスにも実は種類があります。電源なしの鍵式の回転する宅配ボックスと、電源を利用した高機能のものがあります。24時間いつでも荷物の受け取りが出来、荷物の依頼主を知られないなどのプライバシーも守ることができます。
また近頃はコンビニやファミレスも,宅配サービスを始める店が出てきました。とはいえ、これは宅配便のようなサービスとは異なりますが。
たとえば体調を崩して外出が難しい時、行き慣れたコンビニのお弁当や飲み物を家まで宅配してもらえたり、ファミレスのあたたかな出来立ての食事を家に居ながらにして運んでもらえるとしたら、とてもありがたいことです。その際に、ペットボトルなどの重たいものを運んでもらえたら、かなり楽なことです。
大手スーパージャスコでは、午前中店舗で買い物をした商品を、その日のうちに自宅に宅配してもらえるサービスがあります。また、イトーヨーカ堂でも、ネットショッピングで注文すれば、お店のプロの目が食材をセレクト、それらを宅配してもらえるサービスがあるようです。
家に居たままで、自分が選んで買ったものを宅配業者が届けてくれるこのサービス。宅配ボックスさえあったら、受け取り時間を気にすることなく、他のことに時間が使えますよね。
核家族化が進み、高齢化社会まっしぐらな日本にとって、このような宅配サービスは今後とも必要なものになるのではないでしょうか。
しかし、「お宅の荷物預かっておきましたよ」「重たい荷物、ついでに買っておきますよ」というような、昔ながらの隣近所の付き合いも希薄になっている現実は寂しいと思いませんか。せめて挨拶程度でもいいから、「言葉」の宅配は、自分の口からでやっていきたいものですね。