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2009年10月10日

飲むだけでなく、料理など、基本的な生活すべてに関わっています


人間が生活していくのに必要な物質は、何より水が一番と言えるでしょう。飲料水に、調理、トイレにお風呂…など、暮らし全てに関わっていますよね。

人として人間らしい生活のために必要な水の量は、最低で一日5リットルが必要になります。しかし、これはあくまでもギリギリの生活での話なので、もし現在のような生活水準の場合、使われる水量は当然増えてきます。

気も遠くなる古代文明…チグリス文明、黄河文明、インダス文明、エジプト文明…すべて水辺で栄えてきたことは有名です。

料理の時には水を使いますよね。お風呂でも、トイレでも、生活していれば何をするにも水が絡んでいます。



以上のように、目に見えている水の消費のその裏には、実はさらなる水が利用されているのです。つまり、あなたの行動の裏にはもっと莫大な水が動いているのです。

では、たとえばスパゲティ一皿に必要な水を考えてみます。これが出来るまでの間に使われた水の量はどのくらいになるでしょうか? パスタを茹でる水? いえいえ、それだけではないのです。パスタになる前の小麦を育てるための水も、トマトソースのトマトも、タマネギもその他の野菜を栽培するための水も、また、その他の水も合わせると、なんと1600キロリットルもの水が必要になるのです。

日本では急峻である地形の問題もあって、水に豊かな国であるとは言えません。東西に長い形から雨量も季節や各地で変わってきて、洪水と給水制限に苦しむことも多いです。

そのため日本人は、流れ出してしまう河の側に水田を作ったり、ダムによって水害を防ぐなど、水の利用に向けて努力をしてきました。



また、地下にとどまる期間の短い日本の水は、地下鉱物の溶け出しも少ないため、ヨーロッパと違いミネラル分が少ない軟水が多いのです。

どの家庭にもある蛇口から流れる水。もしカルキ臭さを感じるようであれば、その水源の汚染濃度は濃いということが分かります。プールされた水を殺菌するために、多くの塩素の量が必要だからです。

そのカルキ臭の元である塩素が有機物質と化学反応を起こした時、有害物質のトリハロメタンという物質を発生させることが分かっています。この物質は人間の体内で中枢機能低下や発がん性、痴呆やイライラ、肝臓・腎臓障害などの悪影響を引き起こすことが知られています。また、この他にも工場の排水であったり除草剤などの農薬であったり、水道水にも有害物質がわずかに含まれているのです。

生活していく上で欠かせない水…だからこそ、そこで使われている水量が莫大であることを感じていたいものです。必要以上の雑菌消毒をすることのないように水源をきれいに保つことを心がけ、何より節水に気を遣っていくことが大切だと思います。
















Posted by はまはまちゃんと at 16:05

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