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2010年02月04日

人間として生まれて来るとき、それはたった一人です


人間関係を語る上でこんな言葉をご存知でしょうか?「人は一人で生まれて来て、またたった一人で死んで行く」。真っ暗の中から出て来て、また真っ暗の中へ戻って行く。

「孤独、孤独だ」と拗ねてみたりなんかして、おまけに「誰からも理解されない可哀想な私」なんて悲劇のヒロイン気取りになったりして。世界には60億もの人間がいるのに、誰とも人間関係が築けない!と悲しくなったりね。

友達って身近な人間関係だと思うんですけど、最近は「携帯のアドレスには100人以上登録してるよ!」なんて聞くとそれって友達じゃ無くて番号を交換しただけの単なる顔見知りじゃ無いの?って思いますよね。

私には数こそは少ないけれど本当に「友達」と確信して呼べる友がおります。それはもう20年以上のお付き合いになるのかな?中学時代からの友達になります。



それまではクラス替えがあったりすると、いきなり疎遠になったりとか、やはり身近にいる人と一番時間を過ごす事になってしまうのでなんとなく距離が出来たりしちゃうもんですよね。で、結局そのままになってしまう事が多かったりで「友人関係」がそこで終わってしまうような感じになってしまう事が多かったです。

しかし今でも親友と呼んでるその友達連中とはクラス替え後も何故かお互いの教室を行き来しあって遊んでいました。で、そういうしてる間に友達の輪が大きくなってとても楽しい学生生活を送る事が出来ました。進む道こそ皆違ったけれど、良い刺激を受けつつ励ましあえました。

楽しかった学生時代も終わり、私の人間関係に大きく変化が訪れます。それは会社への就職でした。全く違う人間関係です。そう、初めての上下関係と言ってもいいかも知れません。本当にいろんな年齢層の方と仕事を進めて行かなくてはなりません。

ピラミッドな会社組織の関係も大変なのに、その上お客さんとのやり取りもこれまた大変なものでした。とんでもない注文を出して来るにも関わらず何故かこっちがお客さんから叱られたりと、、でもその中で対応に追われてはいるけれど、難しい程遣り甲斐を見つける事が出来たりしたものです。



仕事をしてゆく中で、上司に叱られたり、どうしようも無いような大きなミスをして凹んでしまったりした時も、会社のまわりの方が「大丈夫、次はミスのないように頑張ったらええよー」と言ってくれるだけで、今鳴いたカラスがもう笑ってるみたいになり、明日も頑張ろうなんて単純に思えたものです。人から掛けて貰うほんの一言で勇気やチカラになったりする、人間関係って本当に素敵だと思います。

いろんな出会いの中で価値観も変わり、この世界がたくさんの人との繋がりで出来ているのだと思えるようになりました。支えあって助け合う、それが人間関係なのだと言うのを学んだように思います。

自分がして貰って嬉しかった事や有難いなって思った事、反対にされてとても嫌な思いをした事、人間関係を通して自分自身が少し成長出来た様にも思えます。ホント、特にされて嫌だった事は絶対に人にしちゃイケナイって思いますよね。

他人との関わりでは多少面倒な事も勿論出て来ます。でもそれですら自分に「何か」を与えてくれる人生勉強なのだと最近は思います。そしてまた自分が人間関係の中で誰かに何か良い影響を与える事が出来るならそんな素晴らしい事はありません。大切な人間関係、これからも大事に築いて行きたいものですよね。
















Posted by はまはまちゃんと at 12:35

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