2010年02月12日
皮膚を切らずに行われる埋没法です
一重まぶたと二重まぶたの割合は日本人の中では同程度と考えられいますが、双方の違いは一重はまぶたのふちに溝がなく二重には溝があるという特徴であります。
最近、多くの一重まぶたの持ち主が化粧品や施術によって二重まぶたに変える努力をするわけは、二重まぶたのほうが優しさ、柔和、可愛さをアピールできると思う人が増えているためです。
しかし、二重まぶたより一重まぶたの方が似合う人も多く、施術の方法によっては二重から一重に戻すことが困難な場合もあるので、慎重に決断することが大切です。
開眼動作は眼瞼挙筋によって瞼板が持ち上げられることで行われますが、この瞼板とまぶたの皮膚に癒着が見られる場合、表面に二重まぶたができあがります。
眼瞼挙筋が瞼板を上に引っ張ると、瞼板に癒着した皮膚も一緒に持ち上げられ、これによって表面にくびれができた状態を二重まぶたと呼びます。
逆に、まぶたの皮膚が持ち上げられない状態とは、瞼板と皮膚との間に癒着がないということであり、目を開けても瞼板のみ持ち上げられ、二重まぶたはできません。
メリットもデメリットも含む二種類の二重まぶたの施術は、埋没法と切開法の二つに分けられますが、どちらが自分に適しているかをしっかり検討する必要があります。
まぶた皮下を体内に吸収されない医療用糸で数ヶ所を留めることで、皮膚を切らず手軽に二重まぶたを作る施術方法を埋没法と呼びます。
二重まぶたの希望ラインを切開し余分な皮膚や脂肪を取り除く施術法を切開法と呼びますが、これは埋没法のように一重に戻る心配はありません。
最近話題になっているアイプチは二重接着剤の代表商品であり、これは施術せずに二重まぶたを化粧感覚で楽しむことができるところが売り物です。
アイプチにも長所と短所があり、形成、状態維持しやすい皮膚の柔らかいまぶたの性質を利用して化粧感覚で手軽に二重まぶたを楽しむことができますが、同時に炎症も起こしやすいので気をつけなければいけません。
二重まぶたへの憧れをかなえるために、昨今さまざまな方法が紹介される中、自分に合ったやり方をじっくり検討することが成功の秘訣といっても過言ではありません。