2010年04月15日
薬剤師の友だちに相談すると、サプリメントをすすめられたんです
サプリメントを買ったんです。若い頃は寝ればとれた疲れが、最近はどうも抜けない。「良い薬ある?」って薬剤師の友だちのところへ相談に行ったら、なんと彼女が出してくれたのはサプリメント。
薬剤師という立場の彼女が薬ではなくサプリメントをすすめるのが意外で、「どうして?」ってたずねたら、彼女は答えました。
「食生活が乱れてない?ファーストフードや加工品ばっかり食べてると、どうしても栄養バランスが偏るの。過剰に摂取してる栄養素もあれば、必要なのにまったく足りてない栄養素もある。足りない分を補ってあげるには、サプリメントが最適なのよ」
すすめられたのはビタミンB群のサプリメント。疲労回復作用があるそうです。でも、ビタミンって12種類もあって、何かが欠けてるとちゃんと働かない。食品でとるのは大変だから、サプリメントで一度に摂取するのがいいんですって。
ビタミンCのサプリメントも買いました。美容にいいというビタミンCだけど、抗酸化作用や免疫強化作用もあるんですって。喫煙すると破壊されてしまうそうなので、主人のためにも購入しました。
タバコがやめられない主人の体が心配だけど、サプリメントなら毎日飲んでくれるんじゃないかな。
勘違いしがちだけど、サプリメントは医薬品ではないんですよね。栄養補助食品、つまり、足りない栄養素を補助するための食品という位置づけです。
サプリメントは量を多く飲めば飲むほど効くというものでもないんです。ビタミンBやCは水溶性なので、とりすぎた場合はおしっこと一緒に排出されますが、脂溶性のビタミンAやDは体内に蓄積されるので、副作用が出たりすることもあるそうです。
友だちは「これさえ飲めば大丈夫なんてことはないんだからね。サプリメントに依存しすぎちゃいけないよ」とアドバイスしてくれました。
バランスの良い食生活をこころがけるのが第一。最初からサプリメントに頼るのではなく、どうしても足りない時に使うようにしたいですね。
そして、自分で勝手にサプリメントを選んで飲むのは危険です。専門家に相談して、正しい用法や用量を守るべき。これは医薬品と同じですね。
サプリメントは食生活の保険。これからも、主婦として食生活には十分気を遣うようにしたいと思います。