2010年07月16日
誰もが大好きな、今や国民食と言ってもいいのがラーメン
即席麺といわれるインスタントラーメンも、誕生してもう50年。今ではたかがインスタントラーメンとは言えないような、こだわりの味を提供するようになりました。
日本の国民食、っていえばラーメン! 子どもからオトナまで美味しく食べていますよね。麺の本場・中国でも、日本のラーメン屋は受け入れらています。
そしてごくシンプルな調理法の日本生まれのインスタントラーメンは、世界中で生産、消費され広まっていきました。
そのせいもあってか、外国でラーメンと言えば、このインスタントラーメンのことをさします。隣国・韓国では、飲食店で頼むラーメンはインスタントで提供されるほどです。
中華文化圏でのラーメンは、麺を食すためのラーメンであり、スープは飲まないことが多いようで、そのため、日本のラーメンのスープの美味しさは評価を得ているようです。
夜鳴きそば屋のような屋台のラーメン屋は、その味にも個性が求められます。評判の屋台が、その後固定のラーメン専門店となった場合も多いようです。
一口にラーメンといっても、そのスープや麺の好みは人それぞれ。そして、ご当地によってさまざまな味や見た目のバリエーションがあります。観光地にはその土地のラーメンがあると言ってもイイでしょう。
あちこちの個性がプラスされてできたご当地ラーメンは、今ではチルド麺やインスタントラーメンとして私たちの前に登場しています。
また、今ではインスタントラーメンは日本のご当地だけでなく、例えばタイのトムヤムクンやベトナムのフォー麺などに進化し、世界の味を楽しめるほどになりました。
アジアの食文化においては、汁麺や炒めた麺がもともと定着していたため、同じアジアの日本生まれのインスタントラーメンは抵抗もなく、またその土地の伝統の味に加工しやすかったことも普及の要因でしょう。
現在ではインスタントラーメンも健康を考えてノンフライ麺の採用が増え、またメタボリック対策のためのこんにゃく麺や食物繊維を多く入れたサイリウム麺なども登場しています。
現在では、インスタントラーメンでも、人気ラーメン専門店の味に近いものが楽しめるようになりました。塩分の撮り過ぎに注意しながら、インスタントラーメンでご当地巡りをしても面白いかもしれませんね。