はまはまちゃんととの日記

この数ヶ月の間に、ガソリン価格に関するニュースを聞かない日はないですよね。ガソリン、灯油価格の値上がりが発表されたその前日には、たくさんの人がガソリンスタンドに並んだほどです。

そしてここ数ヶ月と言う話ではなく、１０月から比べてみても、なんとリッター当たり６〜７円もの値上がりをしています。離島などは運輸費が加算され、さらに高値を更新していることが知られています。

そうなると、この高騰の波に巻き込まれないように、１円でも安い価格でガソリンや灯油を手に入れたいと思います。そのために、ガソリンスタンドのポイントカードやクレジットカードを駆使している人も多いことでしょう。

しかし、世界的に原油価格が跳ね上がったことで、ガソリンスタンド経営者も危機に陥っています。もしかしたら、あなたのもっているガソリンスタンド店舗のポイントカードも、単なる磁気カードになるかもしれませんよね。



ガソリン価格が高騰すれば、それに伴って冬場の必需品の灯油も値上がりをします。そのせいで生活弱者たちは、さらに凍えるような思いで過ごさねばならなくなると言うことです。

また、ガソリン価格高騰の余波で、これまで値上げをしないで堪えてきたタクシー業界でも初乗り料金を値上げをせざるを得ない状況になりました。年末年始のタクシーの利用は減るのかもしれませんね。

しかしこの反動のせいか、ここ数週間連続でアメリカのガソリン小売価格はやや落ち着きを取り戻しているようです。

そうなった時に、日本でのガソリン価格はどのようになるのでしょうか？　おそらく値崩れを起こし、ガソリンスタンドの経営はさらに危うくなるのではないでしょうか。



また、ガソリンスタンドだけでなく、原油価格の高騰によって暖房器具を使っているビニールハウス農家や、運送業界、蒸気を大量に使っているクリーニング店などは窮地に立たされています。

年末年始、帰省などでマイカーを使うことも多いかと思います。ガソリン価格を比較するサイトをチェックすることが、我々に唯一できることかもしれません。

できれば、個人のガソリンの消費を減らすべく、公共交通機関を利用するというのも手ではないでしょうか。

ガソリン価格を左右してきた長年続いた暫定税率を撤廃するか否か、不透明な現在ですが、ガソリン灯油とも生活に深くかかわるものだけに、いい結果を期待したいですね。