2010年11月02日
「自分はどれだけの損なら許容できるのか」を
FXとは「外国為替保証金取引」のことをいいます。
よく円を外貨にしたり外貨を円にする取引を「外国為替取引」と呼んでいますが、それに一定の証拠金をFX会社へ入れることによって、一歩踏み込んだいろいろな外国為替取引をすることができるのです。
かなり少ない資金で大きな取引ができるのがFXで、例えば、レバレッジ20倍で取引するとしたら、10万円の証拠金で200万円分の取引が可能です。
通常は外貨に円を交換するときは手数料がかかり、外貨預金なら1ドルあたり約2円もかかりますが、FXならば、安い会社では手数料が全く無料だったりします。
そして、サラリーマンなど日中働いている人は、株取引は取引時間が限られているのでなかなか取引できませんが、FXなら土日を除いて24時間できますから、朝から夜まで取引できます。
「買い」だけではなく「売り」についてもFXでは可能ですし、「買い」の場合はもちろんスワップ(金利)も受け取れます。
さてFXで注意することといえば、少ない資金で大きな取引ができるため、リスク管理がおろそかになりがちなことでしょう。
常にリスクが付いて回るFXですから、リスク管理の徹底が常に必要で、これを怠るとすごい損失が出てしまいます。
FXで投資する前に、「自分はどれだけの損なら許容できるのか」をあらかじめはっきりさせておくことです。
実際にFXをはじめる前に、ぜひバーチャルFXで試してみるといいでしょう。
「デモ口座」とも言われるバーチャルFXですが、架空の資金で外国為替を仮想トレードでき、やることは実際の取引と全く同じですごく練習になりますし、損が出てもぜんぜん気にならないです。
仮に気に入ったFX会社が見つかったら、その口座開設のときにいっしょにデモ口座も申し込んで練習すべきであり、FX会社は今ではほとんどが「バーチャルFX」ができるようになっています。