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2010年12月08日

葬式に行くのが年を取るにつれ・・・


これまで生きてきて、一度も葬式に出たことがない、と言う人は少ないと思います。年を重ねていくたびに、身近なものに感じるのが葬式です。

生きると言うことは、死に向かっていること、とよく言われます。自分の知っている人が亡くなり、葬式に直面した時、慌てませんか?

また、自分が産まれ育った土地と、住んでいる場所ので、葬式のしきたりの違いに、戸惑った経験がある人も多いのではないでしょうか。

伊丹十三監督の邦画「お葬式」を観た時、『これこれ!』『こんなことないでしょ!』『やはり似たような感じだ』などの、共感やしきたりの違いに関する驚きの感想を持ちませんでしたか?



東京都による実態調査において、葬式の宗教と宗派が仏教であると回答した人は70%、無宗派は24%、一方、実際の生活での信仰宗教では、無宗派が60%、仏教は33%と、数値が逆転したという興味深い結果が出ています

無宗教国家で八百万の神とともに生きてきた日本において、葬式の形が各地で異なるのは当然のことでしょう。

また、葬式をする立場になっても、或いは出席する側になっても、その作法に自信を持っている人は多くはないと思います

葬式でのお焼香や献花の形式についても、その宗教が仏教であるか、神式か、キリスト教式、無宗教形式などによって形が異なり、また、仏教であれば宗派によって、その方法は違ってきます。



しかし、気になるお焼香の回数も、会葬者の人数や場所、その都合によって変えても大丈夫だそうです。つまり、ここからしても、日本が宗教に対してやわらかい姿勢であることが分かります。要は、心がそこにこもっているかどうか、ということなのでしょうね。

しかし、伝統的なしきたりにしばられているのが冠婚葬祭。特に、その死生観に重きを置く葬式の場面では、人からズレたような行動をしたくないものです。

そして、その人々の無知の部分につけ込んだ葬式トラブルは多いようです。ある人は法外な葬儀費用を請求され、ある人は高額な別途費用に驚いたり、また、互助会の解約時の金銭トラブルなど、知らないことの弱みに付け込む業者は多いようです。

人生において、そう頻繁に行くことのない葬式ですが、関わった時に慌てることのないように日頃から多少なりとも葬儀についての知識を持って、いざそうなった時には葬儀屋丸投げでなく、綿密な話し合いと確認作業で納得いく葬儀をしてみたいものですね。
















Posted by はまはまちゃんと at 16:49

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