2010年12月28日
適当に家賃を決めたりすると、マンションに入居した後で・・・
マンションでの一人暮らしをしようとすれば、まず部屋探しをすることが必要です。
そして、賃貸マンションの場合、はじめに決めなくてはいけないのが、収入に見合った家賃を決めることです。
適当に家賃を決めたりすると、マンションに入居した後で「こんなはずじゃなかったのに」と言うことになりかねません。
管理費、駐車場代などを含めて、基本的なマンションの家賃の目安は、収入の1ヶ月分の3分の1までです。
少しでも良いマンションに住みたいのはわかりますが、この金額を超えない家賃の部屋を選ぶようにしましょう。
どれだけ良いマンションに住んでも、家賃の支払いで精一杯で、余裕のない生活では意味がありません。
さてマンションの家賃が6万円だという場合には、6万円を払えば直ぐに入居できるわけではなく、契約時には、敷金、不動産業者への仲介手数料はもちろん、火災保険料、鍵の交換費用、入居月の家賃1ヶ月分などが必要となります。
敷金というのは、マンション入居者が家賃を滞納したときや未払い金、延滞損害金に充てたり、借主の不注意による住宅の汚れや破損などの修繕費に充てられるお金で、賃貸契約時に入居者から家主へ預けて、退去時に返金されるものです。
またさらに、マンション入居月の家賃である「前家賃」の支払いが必要で、月途中から入居するなら日割り計算をして必要な日数分を支払います。
賃借マンション選びのポイントは、しっかり下見をしてから最終的に決定するということです。
マンションのどの部屋を借りるかの決断は本当に落ち着いてすべきことで、いろいろと下見で検討することが必要です。
慎重過ぎるほど慎重に「そのマンションを借りるかどうか」を判断すべきであり、「下見したのに断るというのは申し訳ない」などと思わず、夜に再度一人で下見をしたりして、じっくり周辺環境をチェックすべきなのです。