2011年02月07日
離婚をテーマにしたアンケートの結果は?
昔は妻が我慢して一生添い遂げる夫婦が多かったようですが、今は経済的に自立できる女性が増え、離婚率も上がっているようです。
この前、某リサーチ会社の離婚をテーマにしたアンケートの結果を見る機会がありました。
その結果は、なるほど・・と思わず、うなずいてしまうものでした。
「あなたは離婚を考えたことがありますか?」という問いかけが、そのアンケートです。対象は首都圏の20〜30代の既婚者となっていました。
男性と女性では、回答が大きく違っていました。男性は、ほとんどが「まったく考えたことがない」でしたが、女性は過半数が「考えたことがある」だったのです。
これを見ると、最近話題になっている熟年離婚が増えている原因も何となく分かる気がします。
大恋愛をして、これが運命だと思い、愛を誓って結婚したものの、何年かすると、恋愛と結婚は全くの別物だと気づくのでしょう。
家族が増えれば家事の負担もその分だけ大きくなっていきますし、夫の親や兄弟、親族との人間関係が思わぬ心労をもたらすこともあるかもしれません。結婚によって、女性の生活のペースは大きく変わるのです。
自由がなくなった女性が「離婚するほうが楽かもしれない」と思うのは、ごく当たり前のことかもしれません。
夫が家族を養うために苦労して働いている大変さは十分に分かります。でも、家事を任されている妻だってストレスを感じていることを理解してあげてほしいものです。
妻のストレスを理解し、夫がちょっとした気遣いや優しい言葉をかけてあげるだけで、妻のストレスは解消されるでしょう。
大した事でないように思われるかもしれませんが、この少しの気遣いは、とても大切です。妻の不満がたまって「離婚」なんてことにならないようにする、家庭円満の秘訣かもしれません。