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2011年07月19日

中国との取引をする時、言葉の違いは非情に難しい問題でした


中国と聞けば何を思い浮かべますか?私は以前繊維メーカー勤務で貿易業務担当でした。取引先が中国であったので少しだけ縁があります。

中国は20以上の省に分かれて、各省によって貿易上のルールも少し違います。なんと言ってもその違いを把握するのは大変でしたよ。

一番取引が多かったのが広東省でしたね。その中の香港はイギリスからの返還後も中国の中の外国扱いなんですよね。不思議でしたねー。

貿易での商売では言語の違いが非常に難しいと思います。特に中国では全員が英語を喋れる訳でもないので取引を成立させるには中国語は話せないと進みません。



言葉の問題など、クリアすべく勤務していた会社では三ヶ国語(中国語、日本語、英語)を喋れる中国人を雇用して、取引がスムーズに行くようにしていましたよ。

こちらで勤務して貰っていた中国人スタッフは日本人化してるのか人当たりもよく、感じのよい人間でした。しかし取引先の中国人はもうとにかく「金の亡者」って感じがしましたね。

世界的に原油が高騰して大変な時だったので仕方なく「輸出単価の値上げ」を申し出たところ、まだ「値下げしろ」と言ってくるのです。おまけにそれが出来ないと取引は止めると平気で言ってくるんですよ。

それまで、中国側の言う通り無理難題をこなして来ただけに、こうもあっさり切ってしまうものか?と中国人の考え方には驚いてしまいました。



商売とはそういう厳しいものなのだ!と思えばそれまでですけど、それでもやはり日本では昔からの付き合いって言うのを大事にしますよね・・・。

中国の担当をしていた営業マンなんかは「中国人を信用してたらダメだ!向こうは自分の都合ばかり押し付けて来る!」とよく愚痴をこぼしてましたね。

そうやって中国の愚痴を言うのは別にいいのですけど、社内にいる中国人に聞こえるような場所で言うからヒヤヒヤしていましたね・・・。

中国と接して来て思ったのは彼らは貪欲でずる賢いって印象でした。でも反面「したたかで計算高い」とも取れましたね。こういった貪欲な部分が日本企業には失われつつあるんでしょうか。少しくらいは見習ってもいいかも知れませんよね。
















Posted by はまはまちゃんと at 10:37

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