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2011年08月07日

知ってますか?猫やあらゆる動物にトキソプラズマ症


猫や犬、鳥類に寄生する原虫でトキソプラズマ症と呼ばれるのをご存知ですか?トキソプラズマは世界中にあるのですが通常は心配の要らないような事です。

この寄生虫はいろいろな動物の組織内で成長出来るのですが、卵と呼ばれるオーシスト(接合子嚢)を産み付けれるのはなんと猫の腸の内皮細胞だけなのだそうです。

猫の中の卵なのですが、それは猫の糞に混じって排泄されるうえに、土の中ではなんと最長18ヶ月も生存しています。トキソプラズマの入った土を触った手で口に触ったり、卵が付着した野菜を食べる事などで感染する場合もあります。

病気によって免疫がとても落ちてしまっている人や免疫が無い胎児は感染すると重い症状となって出てしまいます。しかし大抵の場合はトキソプラズマに感染しても何ら症状がありません。ですので心配は要りません。



ですし、妊娠中の猫との接触は注意した方がいいと言われていたりしますが、殆どは既に感染し、抗体を持っている事が多く心配する必要はそんなに無いそうです。

トキソプラズマ症候群とは一体どんな症状が?と思うでしょう。それは脳や目に障害が出てしまうのです。妊娠の初期に感染してしまうと胎盤から胎児に感染すると言われています。

自分の中で抗体の有無なんて分からないですよね。ですので妊娠してから猫を飼い出すなどリスクの高い事は避けた方がいいと言えます。

猫の中でも特に生後半年程度の子猫と言うのは便からトキソプラズマの卵を排泄しているので、子猫との接触は特に注意が必要だと言えます。不安な妊婦さんは産科で検査される事をお勧めします。



万が一妊娠初期に感染してしまった!と言う場合でも影響の出る確率はとても低いのだそうです。しかし、やはり犬や猫に口移しで食べ物をあげたりするのは良くないですね。

ともかくトキソプラズマ症の感染予防には「生肉は加熱してから食べる」「ペットの居ない人が妊娠してから飼い出さない(特に猫)」などがあります。

現在でペットが居る家庭なら「ペットに口移しで食べ物をあげない」「ペットの排泄物はすぐに処理」「よく手洗いする」などが挙げられます。猫を飼ってるお宅は特にこのトキソプラズマの存在を知っておいた方がいいですよね。

家にはずっと猫が居るんですって言うお宅ではトキソプラズマを心配する必要は無い訳ですが、もしも自宅に妊娠初期の方がみえるような場合は注意が必要ですよね。
















Posted by はまはまちゃんと at 06:10

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