2011年08月20日
派遣された職場や仕事の内容が好条件であっても終了となる。
「派遣(派遣社員)」は、ここ数年間で激増している新しい労働形態です。この理由はどのあたりにあるのでしょうか。派遣(派遣社員)と正社員との違いについて、まずは考えててみましょう。
あなたが登録した「派遣会社」から「企業」へ派遣され、そこで業務の指示どおりに働き、それに対する報酬は「派遣会社」から支給される、これが「派遣」というシステムです。
仕事の紹介実績が豊富で、周囲の評判が良く、経営母体や雇用システムがしっかりしている派遣会社を選ぶことこそ、派遣で働く上での重要なポイントのひとつだと言えますね。
派遣(派遣社員)のメリットと思われるものをあげてみると、多種多様な仕事を経験することができる、企業内の人間関係に煩わされない、日数や時間の調整がきく、などがあります。
勤務期間や時間の調整がしやすく、自分の生活スタイルに合わせた働き方ができること。そして、組織に縛られるわずらわしさが少ないことは、派遣(派遣社員)の何よりのメリットだと言えますね。
また、短期的に色々な職種に就業する派遣のスタイルを選ぶことで、広い知識やスキルを習得することができるというのも派遣のメリットではないでしょうか。
派遣(派遣社員)という雇用形態を選択することでたくさんのメリットが受けられることはわかりました。でも、派遣という働き方のデメリットの部分も忘れてはなりません。
就業面でも収入面でも不安定にならざるをえないのが派遣(派遣社員)のデメリットです。次々と新しい職場に派遣されるのは新鮮でいいとか、必要なときだけ収入を得られれば満足とかいう人なら、派遣という働き方は持ってこいですが、安定を良しとする人には難しいと思います。
そのほか派遣(派遣社員)のデメリットとして気になるところは、正社員と比較して一般的に低く見られたり、信用度が低かったりするということでしょうか。実際の能力や実績は正社員と遜色ないほどの人にとっては、これは大きなデメリットに感じれらると思います。
派遣(派遣社員)が正社員に比べて低く評価されているのは否めない現実です。だからこそ、その認識を覆すような働きぶりを示して、自らをステップアップする派遣(派遣社員)であることはとても意義があります。
派遣という働き方を選んでいる人の中には、将来の独立や企業を念頭において、あえて派遣(派遣社員)でいる人も多いのです。職場に拘束される時間を極力少なくして、余った時間を自分のスキルアップの時間に充てているわけです。
正社員と派遣(派遣社員)、その雇用形態は相違点も多く、どちらがいいかは一概には言えません。しかし、「働いて賃金を得る」ということにおいては変わりはありません。あくまでも与えられた仕事を責任をもってこなすこと。lこれこそが最重要なポイントです。
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