2008年12月31日
脱毛法には、ワックス脱毛、針脱毛などが知られています
脱毛という動物が毛の一部もしくは全部を失う現象には、意志に関係なく失う場合もあれば、意図的に除去して排除する場合もあります。
意志に関係なく体毛を失う場合としては、脱毛症疾患や生理現象としての禿げ、また抗生物質など薬の副作用による脱毛が挙げられます。
意図的な体毛除去は美の追求や、日常手入れの手間を省くことを目的として需要が高まるにつれ、ワックス脱毛、針脱毛、レーザー脱毛といったさまざまな脱毛方法が開発されるようになりました。
現在美容整形外科で日常的に行われているレーザー脱毛は、数ある脱毛方法の中でも大変画期的であり、レーザー熱で毛根部を破壊することによって発毛を抑えます。
1996年に米国で開発された脱毛用レーザーは、その後永久減毛の効果が認められ、世界中に広まりましたが、治療には医師の免許が必要となります。
これまで使用されてきた電気針脱毛における治療時間、痛み、感染などさまざまな問題をレーザー脱毛は一挙に解消し、短時間、無痛、無感染と安心して治療を受けることができるようになりました。
最近では女性のみならず男性の需要が増えつつあるレーザー脱毛は、体全体から髭のみなど希望によって幅広いサービスを美容整形外科で受けることができます。
髭のレーザー脱毛の目的はさまざまで、剃りやすくするため、ニキビが出来にくくなるように、また一部を残してファッションとして楽しむためと需要が分かれます。
男性のレーザー脱毛の効果をあげるには、一年後に産毛、脱毛残りの処理をするために再度脱毛することが勧められますが、男性は毛が太いため除去しやすく再発毛しにくいといわれています。
レーザー脱毛のレーザー照射後は紫外線対策をとって肌の手入れを十分にとる必要がある、というのは強い日差しの影響でシミ痕が残る場合があるからです。
またレーザー脱毛後、毛穴に残った毛を発見しても無理やり抜くことは禁物であり、自然に抜け落ちるのを待つことが炎症にかからず得策であります。
レーザー脱毛後、一週間ほどはシャワーを浴びる際にもナイロンタオルでこすることは避け、デリケートなレーザー照射部分はデリケートに扱うことが必要とされます。