2009年07月24日
人間は生きていく以上、食べていかなくてはいけません
人は生きている間、食べていかなくてはいけませんが、昨今の食品業界では、国内の製造日偽装や、輸入食材の残留農薬や中毒問題で、大きく揺れています。
とはいっても、人間のみならず、命あるものすべてにとって、食品がなければ生きていけません。起きてしまった食品問題の一日も早い解決が大切です。
昔と違って、貯蔵技術に流通手段が発達したことで、季節外れではあるけど旬の味のような生鮮食品を口にすることができるようになりました。
しかし、生鮮食品はその品質の劣化が早い上、生産量も天候や気候に大きく左右されてしまうので、そればかりに重きを置いた食生活は難しいでしょう。
そのため、生鮮食品だけでなく加工食品を利用した食事が当たり前になっています。
加工食品とは、生鮮食品以外の食品と言ってもよく、食材に手を加えた食品のことです。その中には、食塩や砂糖などの調味料も含まれているのです。
またその中でも、加工において微生物の働きが大きい食品は、発酵食品と呼ばれています。例えばビール・日本酒などのアルコール飲料もそうですし、納豆、醤油もそれに含まれています。
このように、腐敗と同じ仕組みの発酵食品ですが、やはり腐敗だけにニオイはきつく、納豆、くさや、あるいは鮒寿司など、その好みは大きく分けられます。
その他の加工食品として、冷凍食品が挙げられます。しかし、冷凍食品に頼った生活を送っていると、先日報道されたような輸入食材による中毒事件が起きた場合、その影響の大きさから、食生活を大きく見直す必要も出てくるかもしれません。
生鮮食品と異なる加工食品は、消費期限が長いものが多いのですが、その中でもあまり日持ちせず、保存の際に生鮮食品のように冷蔵が必要な食品を日配食品(デイリー食品)と呼んでいます。
加工食品は、その手軽さ故に日常利用されていることも多いのですが、手を加える、ということは、つまり何かしら加工の際に添加されているということを忘れてはならないでしょう。
加工食品に添加されているものが、人体にどのような影響…プラスでもマイナスでも…があるのか、また必要な食品なのかどうか、ということも考え、日々の生活の上手に利用していきたいものですね。