はまぞう › はまはまちゃんととの日記 › わぁ、どうしよう、引き受けるんじゃなかった!

2009年08月08日

わぁ、どうしよう、引き受けるんじゃなかった!


エステを仕事で初体験しました。ある日、編集部から電話があり、エステの体験取材の記事を書いてほしいと依頼されたんです。

主婦ライターである私は、主婦の目線を生かしたさまざまなジャンルの記事を書かせてもらっています。でも、今まで美容のジャンルの記事だけはあまり書いたことがなかった。むろん、エステなんて一度も行ったことありません。

そこで私は「エステなんて生まれてこのかた一度も行ったことないんですが」と担当者に断りました。「いえいえ、いいんですよ。主婦の目線で“初めてのエステ体験”みたいな感じで書いてもらったら結構ですから」私は、それならできそうだと判断して、この話をお受けすること煮しました。

ところが、エステ取材当日、私は引き受けたことを激しく後悔しました。どうも気持ちが落ち着かない。食事も満足にできないほど緊張していたのです。



初めての体験って、いくつになっても緊張してしまいます。たかがエステぐらいで、と人はわらうかもしれません。自分でも情けない気がしますが、仕方ないのです。

出かける直前まで、「フェイシャルエステをするということだが、メイクはするのかしないのか?」「眉毛だけでも描くのか描かないのか?」「服は何色を着ればいいのか?どうせ脱ぐから写らないのか?」などあれこれ思い悩みました。

めざすは、郊外の高級住宅地にあるエステサロン。最寄りの駅で合流したカメラマンと私は、目的地へと急ぎました。

ドアを開けてくだったのは、穏やかな笑みを浮かべた上品なマダムと、助手の女性。エステサロンというからには、きついメイクをした香水プンプンのオネエチャンが出てくるに違いないと身構えていた私は、ちょっと拍子抜けしてしまいました。



「自宅でやってるエステサロンですから、家庭的な雰囲気を大切にしてるんです」とのことですが、調度品なんかはさすがにお洒落。全体にセンスがよく落ち着いた印象の内装です。

助手のエステティシャンが、個室に案内してくださいました。広い部屋の中央にあるのは、天蓋付きのベッドです。「すごい!お姫さまベッドだ!」私はちょっと興奮してしまいました。

リネン類は清潔で肌触りも抜群。室内には、アロマの芳香が漂っていて、癒されます。私はとってもリラックスした気分でエステティシャンが傍らに立つベッドに横たわりました。

気がつけば、私は夢の中。あまりにエステが気持ちよくて、不覚にも眠ってしまったのです。飛び起きて私は泣きそうになりました。「どうしよう!これじゃあ記事が書けない……」
















Posted by はまはまちゃんと at 10:19

QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人
プロフィール
はまはまちゃんと
削除
わぁ、どうしよう、引き受けるんじゃなかった!