2009年09月30日
人体の約60%は水で出来ていることは、よく知られている話です
一見頑丈に見える人間の身体も、その6割が水で出来ているという話はよく知られています。水は人間だけでなく、すべての生物体にとって命を維持する上で一番に必要なモノでしょう。
その水も、今から数十年前まではわざわざレジでお金を払って買う、ということはほとんどないことでした。なにしろ蛇口の捻れば出てくるのだから、そんな必要はない、と思われていました。
ところが現代では「◯◯源泉の水」「天然の××水」など、ペットボトル入りの水はどこのお店にも必ずおいてあるほどです。
では人間が生きていくために必要な、一日の水の量はどのくらいになるでしょう。では、そのために一日で排出するであろう水分量を知ることが必要ですね。
一日に排出される水分量は、じっと横たわっている成人男性で約2300ミリリットルになると言うことです。これが、暑い時や、身体を動かした場合になるともっと増えるでしょう。
そして水分というのは、純粋な液体以外の食べ物にも入っていて、体内で栄養素が分解される際にも水分が排出されます。従って、必要とされる飲料水の量は1200ミリリットルだと言われています。
一方、新生児は水分の割合が80%と言われ、大人とは大きく異なっています。成長するためには生理活動のための水分が必要ですが、その多い水分量のために抵抗力が低いことが分かっています。
では、どのくらいで脱水症状と言えるのでしょう。人間はたったの1%でも水分が足りなくなったら、激しい渇きを覚えるようです。一日水分を摂らなかったら2.5%の水分が失われるようです。
水分量が多い子どもの場合は5%、大人ならわずか2〜4%で脱水症状が起きます。このわずかな水分不足で、人間は体内のバランスを崩してしまうのです。
水分を摂るのに、体液と近い成分を持つからと言って海水を選ぶわけにはいきません。しかし、塩分のない不味い雨水を、そのまま飲むわけにはいきませんよね。
水には味気もニオイもないと思われますが、天然ミネラル水の中には岩盤の鉱物の他に、藻などの微生物をはじめ500種類以上の味付けされているのです。
もし、あなたが健康に気を遣い、日常的なミネラル摂取のための水を買っているのであれば、一度表示を確認することをお勧めします。表示に「ナチュラルウォーター」「ボトルドウォーター」となっていたらミネラル分はないと思ってください。是非、水の原産地だけでなく、表示も見てくださいね。