はまはまちゃんととの日記

気がつかないうちにパソコンにインストールされる「スパイウェア」とは、いわゆるスパイ活動を行うプログラムをいいます。

ユーザーのうち、あまりパソコンの知識がなく、防衛策も講じていない者がねらわれやすく、近年スパイウェアは本当にはびこっています。

第三者にパソコン内の情報・パソコン操作の情報をどんどん送信してしまうのが、スパイウェアの「スパイ活動」であって、これがパソコン使用者の許可無く行なわれます。

メールアドレス、本名、住所、さらには電話番号等の個人情報が、スパイウェアによって具体的に送られる情報の例といえるでしょう。



しかも、スパイウェアで送られることがある情報には、ウェブ上で使用する情報であるクレジットカード番号、ID、パスワード等も含まれます。

さらに、パソコン使用履歴で「入力内容」や、プラウザ使用履歴で「見たサイト」「クリック内容」といったことまでも、いわゆるスパイウェアによって送信される危険性があります。

ところで、スパイウェアによって受ける被害の大きさというのは本当にさまざまで、送信される情報の内容や送信先、送信された情報の利用法や性質によることになります。

駆除の対象となるのは、アンチウイルスベンダーなどによって「トロイ」と命名された本当に悪質なスパイウェアです。



その被害を防ごうとすれば、ソフトウェアの更新やそれに対抗するソフトを使えば、既知のスパイウェアの多くに対しては大丈夫です。

スパイウェアでソフトウェアの欠陥を利用して入り込むタイプのものについては、その欠陥を補修するソフトウェアのアップデートを導入すれば侵入を防げますから、ソフトウェアを定期的に更新しましょう。

けれども、不十分なアップデートだけしかそれを開発した会社や元々のソフトウェアの仕様によっては提供されないということもありますから、スパイウェア検索・駆除専門ソフトウェアの「アンチスパイウェア」を使うのがいいでしょう。

このソフトは常にシステムを監視してスパイウェアのインストールを未然に防ぎ、インストール済みのスパイウェアをも駆除してくれるのですが、それはスパイウェアの新種に対して対策が早く、しかも絶えずスパイウェアを監視している業者の開発したソフトならではの機能なのです。