はまはまちゃんととの日記

人間は生きていく以上、食べることなしには生活をしていけません。健康な生活のためには、栄養のある食品は欠かせません。

高齢化社会で健康で長生きしている人が多いせいか「◯◯食べて健康！」や「××で長生き」など、健康でいるための食品に関する情報は溢れています。

そのため、中でも「健康」の働きが重点の食品は、一般の食品とは区別するようになりました。そして、その中には、食べる、と言うよりも服用と言いたくなる、まるで薬のような「サプリメント」も含まれています。

このように、サプリメントは「健康食品」という食品の種類に属するのですが、これらの他にも「特別用途食品」と言って、特定の栄養素を排除あるいは強化させた病者用食品や乳幼児の粉ミルクなども「健康食品」の一部にあたります。



さらに、一時話題になり、マークも様々な食品に見られるようになった「トクホ」と呼ばれる「特定保健用食品」も、健康食品の一部です。

歯の健康維持のために、鉄分を補給する、などの、人間の健康生活のための効能が、科学的に検討されている食品が「特定保健用食品」なのです。

しかし、それら健康を追求する消費者心理を巧みに利用した犯罪被害も多くなっています。

百貨店、薬局など一般店舗で販売される以外にも、健康食品は訪問販売や通信販売などでも手にすることが多いのではないでしょうか。しかし、それらの中には「がんに効く」「病気が治った」などの誇大広告の食品もあり、購入者の中には医師の治療を止めてまで服用する人もいました。



これらのまったく根拠のない広告や宣伝文句に惑わされ、結局健康被害に遭う、という事例も多いのです。怪しい健康食品に安易に手を出すのは考えものです。

実際に、誰もが個人輸入できるようになった昨今では、日本では食品への使用が認められていない中国製のものを個人的に輸入し、口にしたことで大事な命を落とす事例もあります。

「機能性食品」と言われている日本で認可されている「健康食品」は、「トクホ」とサプリメントの形をしたモノも多い「栄養機能食品」もあります。

そして「トクホ」も、その表示が許可されているのは現在７５２品目あります（平成２０年１月２２日現在）。ただし、トクホ食品の目的は、それだけを摂れば健康になる、病気が治癒する、ということではありません。あなたの健康のためには、日頃から特定の食品に頼ることなく、規則正しくバランスのイイ食事を心がけていきたいところですね。