はまはまちゃんととの日記

生活の一部になっている人もいるでしょうが、サプリメントと聞いて何が思い浮かびますか？　健康になれることでしょうか？　それとも薬の仲間でしょうか？

しかし、サプリメントとは残念ながら薬ではなく、「栄養補助食品」であり「健康補助食品」なのです。飲んで健康になる、或いは悪い部分が治る、というわけではないのです。

サプリと呼ばれ、軽々しく手に取ることが出来るサプリメントですが、もともとは英語で「ダイエタリー・サプリメント」を略したもので。訳してみれば「補足、補完／食事」であって、やはり薬ではなく食品だと言うことが分かりますよね。

つまりサプリメントとは食事でまかないきれない栄養素をカプセルや錠剤で補うもので、アメリカから発信されたムーブメントです。なんともアメリカらしい合理的な食品です。



サプリメントが日本に上陸してから、今では市民権を得ています。しかし、サプリメントに関する法整備や体制はまだ完璧とは言えません。

アメリカの予防医学の意識が、日本でも医療費の高騰によって強まり、今やサプリメントは代替医療の一役を担う地位を確立しています。

では、そのサプリメントの種類にはどんなものがあるでしょうか。その成分は１・ビタミン系、２・ミネラル系、３・アミノ酸系、４・ハーブ系（薬草）の4つに分けられます。

４種類の成分のうちの２つ、ビタミンとミネラルは、人間にとっての５大栄養素のうちの２つであり、微量栄養素と呼ばれています。サプリメントの中でも、この２種類はたくさん出ていますよね。



昨今、健康ブームのせいか、サプリメント以外にも食品や飲料水に「アミノ酸」が含まれることが多くなりましたよね。その中でも「必須アミノ酸」は、体内で生成されない成分なので、栄養分として摂取する必要があります。ハーブ系はその名で分かる通り、薬草、草のことを指しています。

サプリメントの需要が高まるにつけ、それを悪用する人も出てきました。長い間病気に悩まされている人や、その家族たちの救いを求める気持ちにつけ込んだ悪質なトラブルは後を絶ちません。

毎日規則正しい食事をし、適度な運動をしていれば、本来は必要とは言えないサプリメント。しかし、時間に追われて忙しい現代社会に生きる人にとっては、サプリメントは身近な友人とも言えます。

良好な生活を送るためには、バランスよい食生活をすることがなにより一番大事です。そしてその中で、もっとプラスしたい栄養素という脇役として、サプリメントは使っていきたいものですよね。