2010年06月18日
「ダイエット」と言う言葉の本当の意味を知っていますか?
誰でも一回はダイエットに挑戦したい、と思ったことがあるのではないでしょうか? 太ることより痩せる方が大変ですよね。
いかに簡単に効率よく痩せられるか?これまでもいくつものダイエット方法が出ては消えていきました…「豆乳バナナダイエット」「大豆酢ダイエット」「リンゴダイエット」「パイナップルダイエット」などなど聞いたことのあるダイエットはありませんか?
しかし、「ダイエット」という言葉の本当の意味を知っている人は少ないのではないでしょうか?
英語で言う所のダイエットの意味は「食べ物、食事」ということ。つまり、日本で普段使っている「痩身、痩せる」というのとは意味が違うのです。
つまり、普段テレビやインターネットなどで使っている「ダイエット」と言う言葉が間違って浸透していることが分かるかと思います。
言葉の誤用から分かるように、もしかしたら「◯◯ダイエット」っていう内容ですら怪しいのかもしれませんよね? 騙されているのかしら?と思いませんか?
まず最初に手っ取り早く行われる「食餌療法」は、元々は高血圧や糖尿病などに悩む人のために行われるべきもので、「これだけ摂れば痩せられる」などのダイエット方法ではないのです。
最近耳にするようになった「メタボリックシンドローム」。『腹囲が男性なら90センチ、女性なら80センチ以上』という基準に引っかかったら、メタボ対策のダイエットの必要性が言われています。
しかし、そのように、太っていること→病気である、或いは病気になりかかっている、という考えからではなく、肥満→カッコ悪い、痩せている→カッコいい、という意識から、ダイエットで痩せたい、という人が多いのではないでしょうか。
しかし、簡単にダイエットできそうだからといって「食事代わりに摂取すれば夢の身体に!」とか「これを飲むだけで◯キロ減」などの民間痩身法は、本当のイイやり方と言えるのでしょうか? そもそも、ダイエットと言う言葉には、「痩せる」意味など少しもないのですよ?!
あなたが本気で痩せたいのならば、まず生活全般を見直しましょう。これだけを食べる,飲む、という食餌療法は、本来健康な人の身体のためにあるものではないのです。痩身効果だけを求めてダイエット!と言うのであれば、摂っている食事の栄養素と熱量の計算が大前提です。
これだけを食べる、というような偏りのあるダイエットは、これまでの健康や美容を損ねることもあり、一時痩せたとしてもリバウンドを招くことが多いのです。まずは自分が送っている生活習慣、つまり自分のことを知ることが一番大切ですね。