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2011年01月04日

飲料水、洗濯、料理、トイレ…など欠かせないものですよね


人が生活する上で何が一番必要かと言うと、やはり水でしょう。飲むだけでなく、料理、お風呂やトイレなど、基本的な生活すべてに関わっています。

人間として当たり前の生活をしていくにあたって、最低一日5リットルの水が必要になるそうです。しかし、これはあくまでも最低限の量でしかないので、生活水準が上がると、使われる水の量も多くなっていきます。

有名な四大文明全てに共通するのは、水辺で発生した高度な文明であることは有名です。

文化水準が上がれば、その分使用する水は増えます。料理、洗濯、トイレ、掃除など、その生活全てに水は使われています。



それらのように表に出てきている水だけでなく、その裏側で水が使われている量を知っている人はあまりいないと思います。その裏の水こそが、莫大な量なのです。

たとえば一杯の牛丼ができるまでに、どのくらいの水が使われているでしょう? 水分の多い「つゆだく」? いや、そんな水は問題になりません。まずは、米を育てるための水、そして牛を育てるための水、さらにその牛にあげる試料を育てるための水にまで遡って計算すると、なんと2000キロリットルもの水が必要となるのです。

日本は東西に長い形をしています。そのため季節によって雨量も各地によってバラツキがあり、その上地形は急峻なので、洪水と渇水を繰り返します。

日本では、急峻な河から流れ出してしまう水を利用するために、河の側に水田を作ったり、ダムを造ることで水をせき止める技術を開発してきました。



また、地下にとどまる期間の短い日本の水は、地下鉱物の溶け出しも少ないため、ヨーロッパと違いミネラル分が少ない軟水が多いのです。

24時間、いつ捻っても当たり前のように蛇口から出てくる水。地域によってカルキ臭の強い所もありますよね。これは雑菌処理のために多くの塩素が投入されているからで、水源が汚染されている証といえるのです。

その塩素も有機物と結びつくと化学反応によってトリハロメタンが発生し、これらを大量に摂取すると様々な障害が引き起こされることが分かっています。たとえば中枢機能低下、肝臓・腎臓障害、痴呆、発がん性などが知られています。また、この物質以外にも、水道水の中には工場排水や除草剤などの農薬が有害物質として知られています。

人が生きる上で欠かせない水。だからこそ、使う時は節水を、そして何かする時にはその裏で使用された水の量を考え、水源を守るための努力をしていきたいものです。
















Posted by はまはまちゃんと at 15:11

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