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2011年04月16日

中高一貫校のメリットとはどのようなものがあるのでしょうか?


これまでの中学受験の対象は私立の中高一貫校か、有名大学の付属中学というのが普通でした。しかし、ここ近年は公立の中高一貫校も増加しており、国も増加する中学受験者の受け皿作りにひと役かっていると言えます。

教育施設の充実、学校独自のポリシーやカラーが明確、教育カリキュラムがしっかりしている、有名大学への現役合格実績が多いなどに該当する中高一貫校は人気があり、当然、受験倍率も高まります。

それは高校入試から開放され、その分6年間を通して体系的な学習ができるということがあげられます。つまり、大学受験に焦点をあてた学習に集中できることが最も大きなメリットだと言えます。

さて、中学受験のメリットはもちろんひとつだけではありません。中学と高校の6年間といえば、ちょうど思春期の難しい時期にあたります。この時期を環境や目的の似た友人とともに過ごし、なおかつ目標に向かって切磋琢磨し合える、これもメリットだと言えますね。



常時競争率の高い有名私立中学や付属中学では、最終目的の「難関大学現役合格」に向けての最も理想的な教育カリキュラムのもとで学習することが出来ます。だからこそ、いかなる犠牲や代償を払っても入学したいと思う人が、後を立たないわけですね。

親が有名中学に求めるのは、難関大学合格への高い可能性だけではないんですね。これまで多くの優秀な人材を輩出してきた伝統校ならではの、高い人間育成能力にも大いに期待しているはずです。

しかし、中高一貫教育もメリットばかりかと言えば、そうではありません。やはりそれなりのデメリットも多々あることは否めません。受験に臨む際には、デメリットも充分考慮するべきだと思います。

中学受験のデメリットのひとつは、子どもにとって受験勉強がとても過酷だということです。「親が受けろと言ったから」とか「友達も受けるからなんとなく」といった程度の意識の子どもには、到底耐えられないほどの勉強量が必要で、これが最大のデメリットになります。



「成績にばかり捉われる」「テストの結果に一喜一憂して、そのうち疲弊する」「親子間の受験意識の差による争い」「早くから受験体制に入ることで、いよいよという時期にはすでに挫折している」これらは全て中学受験のデメリットだと言えます。

やはり子ども自身の性格や能力に応じた進路を選ぶことが大切ですし、何よりも「どうしても中高一貫校に行きたい」という本人の強い意志があることが大前提になりますね。

昨今の風潮だからとか、親の出身校だからとか、そういう安易な理由で中学受験をするべきではありません。そのような動機で受験すると、たとえ合格したとしても、入学後に子ども本人が拒否反応を示すことが少なくないからです。やはり肝心なのは「受験したい」という子ども本人の意思ではないでしょうか。

受ける学校を決めて、対応した塾を選び、費用計画も万全となれば、あとは親子の連携で、難関を乗り越えるべく一生懸命がんばるだけです。目標に向かって足並み揃えて走り出すとき、きっと今までになく親子や家族の絆を感じるのではないでしょうか。
















Posted by はまはまちゃんと at 21:48

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