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2011年05月04日

食事、お風呂にトイレ、生きる上での行動全てに関係しています


私達が生きていくで欠かせない物質の1つに水があります。なにより生命の基本と言えますよね。食事、お風呂にトイレ、基本的生活全てに密着しています。

人間らしく生活するために必要な水は、一日5リットルと言われています。しかし、これはあくまでもギリギリのラインです。具通の生活を望むのであれば、これ以上の水が必要であることは分かりますよね。

遥かなる古代文明の時代、有名な4大文明はそのすべてが水辺で栄えていることに気がつきます。

文化の水準が上がるだけ、使用する水の量も上がってきます。洗面、洗濯、トイレ、掃除…そして料理の生活全てに水は使われます。



そして、その時に目に見えている水の量だけでなく、そこに辿り着くまでに使われてきた水がある、ということを考えてみてみましょう。ほら、莫大な水量が見えてきませんか?

一杯の牛丼にどのくらいの水が使われているでしょう? 水分の多い「つゆだく」で頼む人もいると思いますが、そんな水は問題になりません。まず米を育てるための水、牛を育てるための水、さらに遡って牛にあげる試料を育てるための水、などなどを計算すると、なんと2000キロリットルもの水が必要になるのです。

日本は、その地形によって河川が急峻であり、雨量も季節や各地によってバラツキが大きく、水が安定しているとは言えず、洪水、渇水と繰り返します。

しかし年間1800ミリメートルの恵まれた降水量のため、河の近くに水田を作り、ダムを造ることで水を有効利用できるやり方をあみ出してきました。



日本の水がヨーロッパのように鉱物が多く溶け出したミネラル分の多い水ではないのは、地下にとどまっている期間が短いためです。そのため、軟水であることが多いのです。

今では蛇口からザァザァと水が流れます。その水にカルキ臭を強く感じた場合、その土地の水源の汚れは酷いことが想像できます。それは雑菌処理の為に塩素が大量に使われている証だからです。

そのカルキ臭の元である塩素が有機物質と化学反応を起こした時、有害物質のトリハロメタンという物質を発生させることが分かっています。この物質は人間の体内で中枢機能低下や発がん性、痴呆やイライラ、肝臓・腎臓障害などの悪影響を引き起こすことが知られています。また、この他にも工場の排水であったり除草剤などの農薬であったり、水道水にも有害物質がわずかに含まれているのです。

人が生きる上で欠かせない水。だからこそ、使う時は節水を、そして何かする時にはその裏で使用された水の量を考え、水源を守るための努力をしていきたいものです。
















Posted by はまはまちゃんと at 06:29

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