2011年08月14日
「お取り寄せ」は「産地直送」のような通信販売
多くの方はたぶん「お取り寄せ」という言葉を聞いたことがあると思います。
マスメディアの世界でも頻繁に目にすることがあるのがこの「お取り寄せ」という言葉です。
通信販売で買って自宅で美味グルメを楽しめるのですが、このように日本各地からさまざまな物産を宅送してもらうのが「お取り寄せ」です。
インターネットの普及や郵便局のふるさと小包で盛んになったのですが、実は「お取り寄せ」は今に始まったことではありません。
もうどんなグルメであっても最近は簡単に手に入るようになっていて、通信販売といえば「産地直送」だった昔とは本当に大違いです。
近年は生鮮食品も多く見られますが、「お取り寄せ」の対象といえば菓子や加工食品が多いです。
話は変わりますが、たくさん「お取り寄せ」に関する書籍が書店に入っています。
女性・主婦向けの雑誌はもちろんのこと、男性向け雑誌にまで毎月のように「お取り寄せ」特集が組まれるようになり、専門誌だけではなく一般の雑誌にもたくさん載っています。
やはり「おいしいものを食べたい」という願望は老若男女共通ですから、その内容は全国銘店の「お取り寄せ」が可能なグルメやスイーツを紹介したものです。
また「お取り寄せ」ブームにさらに拍車をかけているのがインターネットのオンラインショップです。
お取り寄せがそのサイトから誰でも簡単に出来るようになっているのは、日本各地のグルメやスイーツの名店が集まるショッピングモールがインターネット上にあるからです。
「伝統のある有名な料理店の料理」や「人気店のスイーツ」などといった、今までは店に行かないと絶対に手に入れられなかったものが、本当にたやすく自宅で手に入るようになり、「北海道のイクラ」や「下関のふぐ」だけが「お取り寄せ」だという時代は完全に終焉したと言っていいでしょう。